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志向/指向(おまけとして思考/嗜好)

▼▼志向と指向の違いが微妙だ。▼▼思考と嗜好を含めて四大シコウと呼んでいる。って思わず書いてみたけど嘘だけど、まあなんにせよ、よく迷う。

【志向】
[国語1]意識をある目的へ向けること。実現しようとして心がそのほうへ向かうこと。意向。指向。例:「民主国家の建設を志向する」「本物志向」 「上昇志向」
[国語2]意識がいつもある対象に向かっていること。〔「哲学字彙」(1881年)に英語 intention の訳語として載る〕→志向性・指向
[和英]志向を英訳するとintentionとして載ってて、再度翻訳すると、意向、意図、目的、あたりになってるみたいである。

【指向】
[国語]ある特定の方向を指定すること。ある方向に向かおうとする傾向を持つこと。例:「指向性アンテナ」「探知機が発信源を指向する」「輸出先として指向する国」「主力を激戦地に指向する」〔同音語の「志向」は意識がある目的・目標に向かうことであるが,それに対して「指向」は「志向」と同様にも用いる一方で,主としてある方向を目指して向かう傾向を物理的にいう場合が多い〕
[和英]指向を英訳するとpointで載ってて、方位、あたりの訳語が妥当な雰囲気かな。

▼▼志向と指向、は、こうして国語辞典でも読み直しながら再点検してみたら、意外と問題なく理解できる。向いていること自体を指向と呼べばよくて、意志や心理が絡む時は志向って言えて、思考と嗜好は別に混乱しないよねえ、っていうのは、わかる。▼▼言葉の違い自体は理解できるのだ。けれど、突然切れ目がわからなくなる時があって、なんていうか、誰かの「考えたことを文章にしたもの」に対して「こういうシコウが好きなんだよねえ」って言いたくなる時に、めっちゃ迷う。迷い始めるのだった。
▼▼対象が持つ「指向/志向/思考/嗜好」のどれを称えたがってるのか、結局のところじぶんでもよくわからなくなってるんだと思う。まああるいは、ぜんぶ称賛したがってるのだと思う。▼▼文章が向いてる方向(指向)/文章の背後にある書き手の思いや気持ちが向いてる方向(志向)/文章を書いた時の頭の中の動き(思考)/文章を書く前提や前段階として書き手の中にあった好み(嗜好)、って整理でよさそうかな。