川崎丸善と地元の本屋で買った

【1】大東京トイボックス-8巻(うめ)漫画
▼▼コンピュータゲームに対する愛と熱が活きている──活かしている漫画だ、とは判断している。けど、最近は、現実での業界における難点を巧く組み入れてて、最初の頃とは雰囲気が少し違ってきている。天川と仙水の、想いの衝突や、ゲーム思想の止揚、なんてあたりに進むのかな、と思っていたのだけど、天才同士の問題意識を問う前に、現実的問題と規制にぶつかった、という印象だ。楽しくはある。今後の繋げかたによるかなー。

【2】木曜日のフルット-1巻(石黒正数)漫画
▼▼現時点では好きと断言できるかまだ不明瞭な漫画家である。けど『外天楼』は確実に好きな漫画で、ほんとうに特殊かつ変なおもしろさだったため、石黒正数漫画をしばらく継続して読んでみよう、と思っている。最近2巻が出たので1巻を買ってみた。

【3】ニッポンの小説:百年の孤独(高橋源一郎)
▼▼挑戦的な小説家だと思ってる。以前は標準だとか思ってたので、認識を少し修正し始めてる、かな。標準だと思うのがよいのかもなので、まあ考える。文庫化したぜー、って思って勢いで買った。謳い文句は、小説を書くとは、どういうことだろうか。小説を読む時、実際には、どんなことが起こっているのだろうか。あまりにも当たり前すぎて──同時に、あまりにも本質的であるからこそ、ほとんど、問題にされなかったことを、ぼくは考えた。考えながら、同時に、ぼく自身が小説を書いていた、であった。楽しそう。