世界は称賛に値する

日記を書きます

むちゃくちゃな結びつけで世界の素敵を断言しちゃうよ

▼▼限定的で具体的な概念、と、心理的で抽象的な概念、を、ねじってよじって無理矢理引っかけるくらいの無茶振りで結びつけちゃって、突飛で奇抜な判断をうまいこと見せつけているような思考や文章、が、好きだなーって思った。▼▼なんて言っといて例はぜんぜん思いつかなかった。考える。限定的で具体的な概念、っていうのは、缶コーヒーとか夜中の時計の針とか夕暮れのカレーの匂いとかで、心理的で抽象的な概念っていうのは寂しさとか万能感とか誰かを傷つけて満足する心とかだ。組み合わせつつ雑に例を挙げるなら「抜群の焼き心地なカルビは時に人の寂しさすら癒しうる」なんてあたりになるかな。
▼▼前述のような「変則的で変態的な論旨」を、強気かつ丁寧な雰囲気で断言公言見せつけてしまっているような文章、が、つまりは妙に好きなのだった。
▼▼狂気とエンタテイメントを無理矢理両立させてしまっているような──あるいは、過信とエンタテイメントを謀略的に併走させてみているような、文章が、好きだ。▼▼ここでの「無理矢理」は、別に、おもしろさのための冗談とか嘘を指しているのではなく、狂気と無謀と誇張と過信を活かしながら称賛したがってしまうほどの素晴らしさを僕は信じてるので!っていう好意尊敬の過剰な御披露目意識、の無茶さ加減のことだ。ことかな。