世界は称賛に値する

日記を書きます

国立新美術館はじめて

▼▼国立新美術館へ行った。最寄り駅は乃木坂か六本木である、と記述しておくとあとで役立つかな。備忘録として記しておこう。実際のとこ美術館経験は多くはないほうだと思う。だから、経験則的な平均値なども想像ができていない。なのでつまり、計測的な判断の妥当性は不明で危ういところ、って言える。おおきかったけど……、おおきかったのかなー? とか思ってしまっている。▼▼なんていう、普遍的で一般的な基準を求めてしまう心理──安定性や安全性を求めてしまう心性や心境、を、以前はわりと嫌っていたのだけど、最近は「好いている」って言えると思う。好きになりつつあるのがわかる。引き寄せられてしまうからこそ離れられる、とか思っているせいかなー。柔よく剛を制すっていうかなー。違うかなー。▼▼簡潔に言うと、直接と孤立の中で行われる絶対的で能動的な判断、も、経験と情報の中で行われる相対的で受動的な判定、も、巧いこと利用活用してもてあそんでしまえー、なんて思ってしまえている、のだ。複数の視点を踏まえて、両方を信じつつ、両方とも信じない、みたいな姿勢が、経験的に見て非常に役に立っているからだろう。▼▼同時の両立、は無理でも、一分前と一分後の自分、を巧みに使い分けてみせれば、共存共栄が可能になるんじゃないかなー、なんて希望的観測を、最近は少し信じているのだ──信じていないのだ。なんて、ふらふらしている。楽しいのだった。
▼▼話題が美術館に向いていないなー。軽く反省した。アートライブラリーなる図書室が館内にあって、正直なところ、浸りきっていたって言えると思う。入り浸っていた。普段から通ってもよい、と思った。通いたい、がむしろ正確だろう。芸術関連の書物がずらり並んでいて、でもって趣味嗜好は「デザイン」に向きがちなので、デザイン、という文字ばかり追っていた。数冊読んで感銘受けて、買いに行こう、と決意する。野外展示場も少し観た。というか、野外展示場だけちゃんと鑑賞したんじゃないかなー、って言えてしまうな。図書室と売店にもうめろめろだったのである。欲求切り無し、って感じだった。