アリオの書店

↓購入品1『偽物語 下』

偽物語(下) (講談社BOX)

偽物語(下) (講談社BOX)

 阿良々木月火の正体を開示することによって、それではいよいよ僕達の物語に終止符を打つことにしよう。あの小賢しくも小うるさい、ちっちゃいほうの妹の話で、僕と、僕の愛すべき仲間たちのエピソードは完結だ。とは言うものの、勿論それで人生が終わるわけじゃないし、世界が終わるわけでもない。どうしたところで命まで取られるわけじゃあるまいし――大体、終わりのある人生や終わりのある世界が、どれほど救済的なのか、僕達はそのことに、普段からもっと思いを馳せるべきだろう。終わりたくても終われない、やめたくてもやめられない、そんな地獄を人間は日常的に、あるいは異常的に、当たり前のように経験し、当たり前のように継続しているはずではないか。
――P.10

▼▼切望待望の最終幕だとは断言できる。断言できるだけだけど、しておくぜって歓喜はある。待っていた。嬉しい。同様のことを感じている人間は多いように伺える。類友という概念で説明できる現象かな、とは考える。趣味すぎる、って苦笑して爆笑できた。趣味満開で楽しませることができる、って素敵な技術だよなー。打算と計算ならなおさらだ。
――P.10