- 作者: 椋木修三
- 出版社/メーカー: フローラル出版
- 発売日: 2000/04
- メディア: 単行本
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記憶術の基本はイメージであることはすでに述べてきましたが、そのイメージを描く練習をこれから始めなければなりません。
イメージというと、多くの本が「まぶたの裏に白いスクリーンを作り、そこに鮮明なイメージを描こう」と記しているものですから、まじめな人は忠実にそれを実行しようとします。すると、逆にうまく描けないのです。
イメージというとテレビや映画の画面で見るように鮮明でなければいけない、というふうに考えているようで、そうするとかえってイメージの邪魔になるのです。
――P.44▼意外と胡散臭くなくて驚く瞬間もあった。記憶の効率化などを最近は以前ほど疑わなくなった。技術で操れる範囲だってあるだろう、とは思えるようになったからだ。性質を理解してうまく対処する、っていう人間の機能を舐めちゃ駄目だなー、って感じである。