凍える風と何となく結びついてゆく世界

▼肌を撫でる風は冷やされている。慰撫とかおためごかしでも言えないなあと思った。心配すら掻き消してしまうとかならアリだろうか。思考を止められかねない攻撃だ。でも感覚は鋭くしてくれている。雲が厚い。思わず泣きたくなるような風と精神を閉じ込めるかのような分厚い雲、は、関係があるんだろうか。あるんだろう。でも、結びつけるような機構が脳裡にはあまりない。雲が厚いぜ、と思うことと、空気が冷たいなあ、と思うことが、瞬時に、綺麗に、結びつかない――結びつけられない。なんて風に、物理法則や因果関係としては近いところにありながら認識としては遠かったり、物理法則とか因果関係としては薄くて遠いところにしかないのに認識としては近隣に置いてしまっていたり、ってことが沢山あって、修正しながらやっていくしかないのだよなー、ということは考えたりしている。構造と危険を把握していればなんとかなるだろ、という楽観も間違いなく存在していて、誰もが陥る落とし穴だけど、みたいに思えるから、あまり好きじゃない思考かもだ、ということも考えたりした。▼起床時刻は午前6時半。勤務は午前9時からだ。眠いと言えば眠い。言わなければ眠くない。