世界は称賛に値する

日記を書きます

心遠くあなたに

▼君を傷つけるかも。でも傷つけないかも。傷つける可能性なんてまったく考えずに、だけど傷つけてしまうことはあって、傷つける可能性を加味して、吟味して、試行錯誤も創意工夫もしたのに、結局は傷つけてしまうことだってあって、巧くはいかないなー、って思い知らされる。思い通りにはいかない。やはり人間は操作できない。しきれない、ということに幸せを感じてみたことは実はない。幸せに繋がりうる何かくらいはあるかもだけど、それはそれだろう。人心操作、人心掌握、が、不幸の源泉だとは思っていない、という話だ。幸せくらい産めるぜ、って思う。もちろん、可能不可能の話ではないし、推奨の話でもない。強いて言うなら、幸せを舐めるな、って話だ。
▼夜の闇を意識したのはひさしぶりだったと思う。歩きながら考えていた。思考をあえて意訳すると、傷つけるくらいなら完璧に操れるような技術が欲しいよなー、なんてことを考えていたわけで、まあ無茶だとも思った。ワガママって奴だとも思った。合わせて、いわゆる「相手の気持ちを軽視しすぎ」って奴だろうか、なんてことも考えてみた。が、というのとは違うよなー、とは明確に思えた。軽視とかではないし、押しつけたいという欲求があるわけでもない。というようなことを思えたからだ。思えたのは、あなたの心を操りたい、という主張と、あなたに喜んで欲しい、というような主張を、ほぼ同一だと考えているからだろう。ワガママ言ってみただけでどうでもいいなんて思ってないよ。とか。