ビジネス頭を創る7つのフレームワーク力(勝間和代)

勝間和代のビジネス頭を創る7つのフレームワーク力 ビジネス思考法の基本と実践

勝間和代のビジネス頭を創る7つのフレームワーク力 ビジネス思考法の基本と実践

 しつこいようですが、私たちは言葉を使って、意識層の中でコミュニケーションしているわけですが、ほんとうにコミュニケートしたいのは、相手の無意識層の中にある過去の経験値です(スキーマとかいろいろな言い方をします)。そうすると、新しい言葉や新しい概念を相手の心にすっと落とすための比喩の力が重要になってくるわけです。
――P.243

《★★★★★》大満足!
▼領域はビジネス的なものだろうか。と言うと違和は感じる。思考にビジネスも何もない、とか判断しているからだろう。思考に対する楽しい示唆が沢山あった。だから、特に限定する必要なんてあるまい、と考えていた。思考に興味があるなら楽しめるだろう、と素直に思える。で、同系統の中で比較しても上位に属するだろう、とも思える。▼思考の機能を、段階的かつ種類的に7つに分けて説明している。論理思考(対象の境界線や因果関係の把握)と、水平思考(発想の飛躍を使いこなす)と、視覚化(図表やイラスト化することで理解でき伝達できるもの)と、数字化(問題や判断を数字にしてみることで理解でき伝達できるもの)と、言語化(あえて言葉にすることで理解でき伝達できるもの)と、身体性(肉体が思考に与える影響)と、偶然性(偶然を活かすための準備)の、合わせて7つだ。巧いな、と思った。身体性や偶然性まで手を伸ばしているところが好ましい、なんて思えた。現段階の興味がそのあたりにあるからだろう。▼おすすめできる。