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ビジネス頭を創る7つのフレームワーク力(勝間和代)

勝間和代のビジネス頭を創る7つのフレームワーク力 ビジネス思考法の基本と実践

勝間和代のビジネス頭を創る7つのフレームワーク力 ビジネス思考法の基本と実践

第6章「数字力」の項を読んだ(P.188〜P.228)

▼林檎3個と人間3人は、数値化すると「3」になりえて、つまり等値になりえる。等号で結ぶことができてしまう。同型の流儀で、林檎が3個食される、のと、人間が3人殺される、のを、同じ、と見なす視座に立つことも、あるいは可能になりうるんだろう、とか思う。3ー3。なんていうことを、正直、すごい、と思っている。すげえ、と改めて強く思う。何というか、発想の可能性に驚くのだ。発想の飛躍ってすごすぎる、とか思ってしまう。林檎と人間は違うもので、食すのと殺すのも違うことだろう。にもかかわらず、同じ、にできる。情報を巧く変換することで、情報を巧く抽象することで、つまりは「数値というフィルタを導入してみる」だけで、結局同じことだ、なんて、多少無理矢理ながらも、言えてしまうような精神回路や思想背景を醸し出せる、ということが、もうほんとうにすごいなんじゃないか、と感じるのだ。数値化、という技術に対しては、ぼんやりそんなことを考えている。何にせよ、数値化は好きだ。煌めきを感じる。