世界は称賛に値する

日記を書きます

空気が戻って、いつの間にか空気が換わっていたことに気がついた

▼モードが換わっているな、なんて思えた。思わず笑いを浮かべてしまう。奇妙だと思うほどわくわくしていた。が、淡く儚げなものではあった。闇を吹き飛ばすような感情ではまるでなかった。躍動感と言えるほど派手ではなかったし、爽快感と言えるほど突き抜けてもいなかった。が、絶望的な静寂と致命的な無明の中でも素直に微笑むことができてしまうような、いくら足掻こうとも嫌悪できないタイプの、健やかで暖かな気持ちが、間違いなく胸の中にあるようには思えた。悪くないすね、と思う。素敵すぎて素直に称賛できないくらい素敵だった。のだ。というようなめんどうな理屈で褒めておきたい。でも、不満がないわけじゃない。わけじゃないんだよなー、って思う。また逢えるかどうかは、やはり怪しい。ということに対して、不平不満を漏らしておこう。とか言うが、逢えるかどうかを決めるのは結局のところ君だろう? という意見には賛成する。間違いないぜ、とすら思う。確かに結局は己がどう選択するかの問題なのだ。意志の問題に還元できる。死は絡んでないんだからさ、って思ったりもする。死だけが、結局はお前の意志次第なんだから、という論理を打ち崩す可能性を持っているんだな、と最近は考えているからだ。死の哀しみはむしろそこにある、というようなことも考えてみたりする。意志の天敵。