世界は称賛に値する

日記を書きます

四季(森博嗣)

四季

四季

「世間擦れしたって言いたいのね?」四季は微笑んだ。
「必要のないことかもしれませんが、ある意味では、そういったバランスが、最終的な人間のバランスに効きます」
「面白いことを言うわね」四季はじっと各務を見つめる。「貴女の経験ね? 是非、伺いたいものだわ」
――P.412