世界は称賛に値する

日記を書きます

モノケロスの魔杖は穿つ2(伊都工平)

モノケロスの魔杖は穿つ〈2〉 (MF文庫J)

モノケロスの魔杖は穿つ〈2〉 (MF文庫J)

 十六になったばかりのこの歳で、この境遇はあんまりだ、とも思う。しかし約束は約束なので、それは必ず守ろうとヒロは考えていた。人生の中でいくつ約束を守ることができるか。ヒロはそこに、男の価値があると考えている。
――P.27