世界は称賛に値する

日記を書きます

豊潤と貧弱のバランス

▼飢えに託したほうがむしろ良いのだろうか、なんて思った。ふと考えてしまった。視線は意外と変換可能だ。変質可能で、変性可能だ。つまり、切り替えができる。で、視線の切り替えによって、情感に満ちた厚みのある世界、を見ることができたりする。逆に、貧相で脆弱な薄っぺらな世界、を見ることもできたりする。同じものを見ながら別の様相で世界を見つめることができたりする、のだ。輝きを加味するような、あるいは、煌きを誘発するような、視線が、以前から間違いなく好きではあった。有益だと思っていた。満足を見つめ続けていたほうがいいはず、と判断していたのだ。が、違うかも、と、疑いを向けてみたのだった。反骨や渇望に期待するのもありなのでは、と考えてみる。無論、抵抗機能に期待を掛けるなら、自分に対する信頼がより必要にはなるだろう、とは思う。絶望はうまくないからだ。▼起床は午前5時。雨が強く風も強い。慎重に選択せねばだ。