効果と意味のバランス

▼思考が活性化するな、なんて無数の書物の間で考える。言葉の匂いを感じるからだろうか。言葉の気配が――思考の気配が、言葉を――思考を、刺激する。刺激して、誘発して誘惑してくれる。最近はわりと「書店」というものにそういう効果を期待しているところがあった。経験から判断して、期待できる、とか思っていたりする、のだ。時おりは家で思ったりもする。買い揃えるのは、買い集めるのは、思考活性剤、としての効果を望んでいるからなのではないか、と、ぼんやり考えてみる。▼起床は午前10時。暑い。という記述にほんのり無意味を感じてみた。連日で、同様で、変化がないからだ。記述がなくても想像できるだろう、なんて思えてしまったからだ。つまり、効果の弱さが予測できてしまった。言葉の選択基準なんて結局は効果次第なのかな、と考えてみる。納得する。反発する。意志、芸術、洗練。美意識と価値観。あたりに、別戦線があるようにも思えた。