世界は称賛に値する

日記を書きます

整理と土台のバランス

▼冴えない空が広がっている。なんて風に、たとえば「曇り空」を「冴えない」とか表現してみる。けれど、改めて「では何が冴えないんだろう」と問うと、即答できない。晴れが冴えていて、雲りは冴えなくて、まるで「晴れのほうが優れている」かのように語っているわけだけど、実際「晴れ」のほうが優秀だという根拠なんてない。美に根拠がないのと同じかな、と思う。なぜかそう感じてしまう、ということ。先天的判断なのか後天的判断なのかは気になる。人間の機能が思わせるのか。経験の蓄積が思わせるのか。いずれにせよ同じことだろう、という判断は好きだ。起床は午前7時。高田明典『世界をよくする現代思想入門』がおもしろすぎて困った。ふと再読してしまった。軽く読んでいこう。