世界は称賛に値する

日記を書きます

限界ぎりぎり、決壊ぎりぎり

▼限界だろう、と思っても、限界でないことは多い。実際に陥ってみれば意外となんとかなるものだ。だから、限界だろう、という判断はあまり信用しなくなった。別に死ぬわけじゃないし、と笑う。緊張をほどく。けどなんとかしないとな、とは考えていた。人員が減少していて、迷惑をかけてしまう確率も高くなりつつある。好きな状況ではない。打破しよう、と思った。問題だと感じられること、を、おのれの能力で打破すること、を私は礎にしたがっているところがあるな、と考えていた。▼読書する。麻生博之・城戸淳『哲学の問題群』を読んだ。以前読んだアンドレ・コント=スポンヴィル『哲学はこんなふうに』に似ている。野矢茂樹『哲学の謎』にも似ているだろう。哲学で論じられてきた問題を、切り分けて、一つひとつ丁寧に描き出そうとしている。いわゆる『哲学する』ことが好きなのとは別に、哲学史や思想史にも興味があって、簡単に言えば、人間の思考全般に惹かれるとこがある。だから、かつて存在した思考を詳しく知りたいと思っている。獲得してやろう、とか思っているところもある。何故か『私』論から読み始めてみた。