世界は称賛に値する

日記を書きます

最寄りのブックオフ

よみがえれ、哲学 (NHKブックス)

よみがえれ、哲学 (NHKブックス)

▼記憶によれば、哲学なんて役に立たない、と言っているのが永井均氏であり、哲学は役に立つものだ、と言っているのが竹田青嗣氏であった。無論、これらの意見はレイヤーが違う。だから、決して対立意見ではない。のだけど、おもしろく感じたので、記憶の隅に引っ掛かっていた。これまでのところは『哲学は役に立たない』永井均氏の著書を読むことが多かった。逆も攻めてみようかな、とは以前から考えていたのだった。

ヘーゲル・大人のなりかた (NHKブックス)

ヘーゲル・大人のなりかた (NHKブックス)

▼おそらく『よみがえれ、哲学』と同じ人間が売り飛ばしたのだろう、と思った。さらに言うなら、隣に『ヘーゲル『精神現象学』入門』も売っていたりした。売れ残っていればいずれ買うことになるだろう、と想像している。軽い興味がヘーゲルに対してはある。軽い、に留まっているのは、詳細な知識をまだ持っていないせいなんだと思う。まずはすでに購入済みの『シリーズ哲学のエッセンス ヘーゲル』を読んでみよう、と思った。

レギュラシオン理論―経済学の再生 (講談社現代新書)

レギュラシオン理論―経済学の再生 (講談社現代新書)

▼学問は大抵好きだ。が、以前まで経済学にはあまり興味がなかった。社会学と文学と経済学が『いまいち興味の持てない学問』の筆頭だったのである。が、最近はすべて好きになってしまった。詳しくなったからだろう。なぜ興味を持てないのだろう、と調査していうるうちに、逆に取り込まれてしまった、わけだ。最近読み直した『世界をよくする現代思想入門』で取り上げられていた。現代思想の関連本として購入してみたわけである。