悪いけど俺だけは騙せないぜ

▼頑張っている、と考える。これだけ頑張ったんだから問題ないよな、なんて考えてしまう。考えてしまって、悪いけど俺の目は騙せないぜ、と思ってしまった。おまえに俺の気持ちはわからない、というのは、究極の免罪符だ。他者の定義を悪用しやがった――常に真の値を取ってしまう――素晴らしく卑怯な免罪符だ。だが残念ながら俺には通用しねえぜ、と思った。てめえ手抜きしてやがんな? と問いかける。無論、否定できないことは知っていた。満足か? とさらに問う。無論、肯定できないは知っていた。にやりと笑みを浮かべてしまう。なら本気で来いよ。満足しろよ。でもって……俺に打ち勝てよ。