最初の壁を突破する鍵(些事で大局を見失わない)

▼あいかわらず『ヒカルの碁2』に嵌まっている。が、突然勝てなくなってしまった。特にランク7のヒカルが難敵すぎるのだ。伊角さんよりは弱いはずなのにどうしても勝利を掴めないのである。もうスランプかよ、と落胆したりした。しばらく敗北を続けて――ようやく理解に至った。些事に囚われすぎなんだ、ということに気づいたのである。▼接敵した瞬間、隅の一目を失わないためにきっちり守りに集中してしまう。というような傾向が私にはあった。これが愚行なんだな、ということを理解したのである。全滅に繋がるような一撃を看過することはもちろん許されない。が、ここで手を退くと一目損をしてしまうだけ、というような状況なら、あえてその一目を譲って他の領域でおおきな優勢を勝ち取ったほうがいいこともある、ということに気がついた、わけだ。ということを意識しつつ観察してみると、些事だと思われる状況というのは思いのほか多かった。きっとそこで優勢を勝ち取られてしまっていたのだろうな、と思ったのだ。多少は復活できた。▼最近は『ヒカルの碁2』のために、普段からニンテンドーDSを持ち歩くようになった。ゆえに、あまりおおきな書籍を持ち歩くのはきついなあ、なんて考えるようにもなった。薄い書籍を探す。ショウペンハウエル氏の『読書について』が視線の隅にに引っかかった。以前に友人のヨウ氏に薦められたものだ。まだ読んでいなかった。読み始めることにした。