世界は称賛に値する

日記を書きます

スリー・オブ・パーフェクト・ペアー(ビートのディシプリン)

「何もないところから合成された俺や、自然に生まれついて能力を持っていたフォルテッシモなどには縁のない概念だ――心の奥底と、現在の力の間にある、深い溝――奴はそれを探しに来たのだろう」

 業ってのは的確な表現なんだろうな、と思う。もう一回絡んじゃったんだからしょうがないじゃん、みたいなところが世界にはあると思う。もうがんじがらめに絡んでしまってほどきようがないんだからその糸に繋がっているものも受け入れるしかないよな、みたいなところも世界にはあると思う。つきまとってもう離れようがないもの、なんて言ってもいい。運命とか呼んでもたぶんかまうまい。でもって、おそらく私たちは、その滅茶苦茶に絡み合ったその糸の中で、心の拠り所、とか、運命の相手、とか言われるようなものを見つける。見つけることができる。つまりは、覚悟に足るもの、を見つける。