世界は称賛に値する

日記を書きます

これが俺だ

 悪い。俺が惰弱なせいでお前に迷惑をかけたな。もう大丈夫だ。なんてことを考えていた。考えられるようになっていた。ほぼ完全に復調した、と言っていいだろう。一時的な回復ではもうない、と断言できる感触が感じられた。堂々巡りしてしまうような憂鬱に染まってしまっているとき、いつしか湧き出してくるのは『怒り』のような感情で、おんなじことばっかりぐるぐる考えやがってオマエは結局のところ何がしたいんだあっ、なんて思ってしまうのである。思ってしまったのである。面倒くさくなって最後は逆切れで憂鬱を断ち切った、なんて表現してもいい。地道な駆逐活動によって拘束を脆くすることができていたおかげなんだろうな、と想像している。出勤時刻は午後4時。退勤時刻は午前1時。通常通りの勤務だった。問題もほとんど無かった。強いて問題点を挙げるなら、私の選択に『怠惰』が垣間見えるように思えたこと、が挙げられるだろうか。もし持続するようならばいずれ目に余る姿になっていくに違いない、と想像できた。そして、だせー、うぜー、気に喰わねー、という気分を味わわされてしまうのだ。御免だ、と思った。