世界は称賛に値する

日記を書きます

あれから一年が過ぎた

 もう何がしたいのかさっぱりわからないよ、とか言いたくなるような雰囲気を味わっていた。なんて語ることで何が言いたいのかもやっぱりよくわからない。おのれの嗜好と思考と志向に霞みがかかってしまって不明瞭な状態だった、と言っていい。たぶん、好きだと思っているのに好きだと言えないもの、か、嫌いだと思っているのに嫌いだと言えないもの、が、あるのだろう。これまでの経験からなんとなく推測できる。無意識的な拒否行動が嗜好と志向と思考を混乱状態に陥れている、というわけだ。結構なんでも自覚できるほうなんだけどなあ、と思う。自覚機能の調子が悪くなってたりするのかな、と思う。出勤時刻は午後4時だった。休憩室の机上に袋詰めのキットカットが鎮座していた。無作為配布らしかった。栄養補給に戴く。思わず昨年のことを思い出してしまった。