世界は称賛に値する

日記を書きます

裏側はこんなだなんて誰も思うまい

 実際にはこんな風になってるなんて誰も思わないだろうな、なんて考えたことがある人は多いと思う。もし誰もが一度くらいはそういったことを考えたことがあるなら――もし誰もが一度くらいはそういったことを感じてしまうような大量の虚飾をこの世界が抱えているとするならば、この世界は、つまり、勘違いと誤解に満ち溢れた世界、なのかもしれないな、なんてことをふと想像してしまった。もちろん、それだけの虚飾に飾られながらも、なお、それに染めつくされたりはしていないのだ、なんて言えるほど、世界は広大なのかもしれない、とは思う。むしろ、その可能性のほうが高いだろう、とも思う。