世界は称賛に値する

日記を書きます

脳を鍛える大人のDSトレーニング

 漠然と感じていたのは、脳を鍛える、ということと、ミニゲームで高得点が取れるようになる、ということは、別の領域で考慮すべきことなんじゃないかな、というようなことだった。ミニゲームで高得点が取れるようになった、から、脳が柔らかくなったぜ、というような論理展開を見かけることがあった、し、慣れればミニゲームでの高得点なんて簡単に取れる、から、脳の鍛錬になんてなるまい、というような論理展開を見かけることもあった、のだけど、そもそも『脳を鍛錬する』ということと『ミニゲームでの得点が高いものになる』ということをそんな風に結びつけてしまっていいのだろうか、という疑問を抱いてしまっていたのだ。脳を鍛錬する、という行為は、あくまでも『日々の地道な積み重ね』によってなされるものなのであって、ミニゲームで『高得点を取ること』とはあまり関係がないのではないか、と感じていたからだ。つまり私は、ミニゲームで高得点を奪うことが脳を鍛えることに繋がる、のではなくて、得点とは無関係にミニゲームを毎日続けることが脳を鍛えることに繋がる、のではないか、と考えていたわけだ。だから、獲得した点数を『脳の力』に結びつけるのには納得できた、のだけど、獲得した点数を『脳を鍛錬すること』に結びつけてしまうのには、いまいち納得できなかった、のだ。