世界は称賛に値する

日記を書きます

論理的である、と、論理的でない

 辿り着いた結論は、論理的だ、という言葉はおおむね、論理的に正しい文章だ、という表現の短縮形なのだな、ということだった。だから逆に、論理的でない、という言葉は大抵、論理的に間違った文章だ、ということを意味するのだと思う。簡単に言えば、論理的かどうか、という物差しがあって、それによって真偽が判断される。そして、もしも真なら『論理的である』し、偽なら『論理的でない』のだ。と考える。そして、非論理的な文章、という言葉で私が想像してしまったものは、その物差しが微塵も想定されていない文章、のことだったのだろう、と考えた。ふと思い出す。以前に、論理的な単語、なんてものはなく、論理的な文章、があるだけなのではないか、と考えたことがある。が、それも間違っていたな、と思う。文章の解釈法の一つに『論理的かどうかを計測する物差し』があるだけなのだ、と思ったのだ。こういう思考の整理は楽しいよな、と考えていた。