世界は称賛に値する

日記を書きます

思考の裏側とか背景とか

 たとえば私が、昨日と今日は違う、と思うことがあるならば、私は『睡眠によって世界を区切ることができる』というような観念を盲信している、ということなのだと思う。なぜなら、世界は区切られることなどなく続き続けているものであって、睡眠や昼夜の変化なんかに世界を区切る力などないはずだからだ。にもかかわらず、私はかなり頻繁に『睡眠や昼夜によって世界を区切ろう』としてしまう。ということを、私の思考の背景にはたとえばこんな無自覚な信仰がある、ということの例として考えてみた。こんな風に『思考の裏側』が見られるようになった。啓蒙してくれたものたちにはとても感謝している。