世界は称賛に値する

日記を書きます

日本語版イデオロギーを探して

 比較的『イデオロギー』という言葉が好きだ。かなり素敵な概念だと思う。最初目を向けた人間は凄いな、とすら思う。が、使いづらいんだよね、とも思っている。カタカナ語の乱用は避けよう、という意識があるからだ。カタカナ語は理解の妨げになりやすいからあまり使わないほうがいいか、という観念が私にはあるのである。イデオロギーとか意味がわからん、と思っていた時期があったせいだろう。にもかかわらず、イデオロギー、という言葉に対応する日本語は存在しない。以前から探し続けているのだが、いまだに見つかる気配がないのだ。だからしょうがないのかなあ、と、最近は少し考えている。