道路使用許可

 出勤後すぐに警察署に向かうことになった。道路使用許可が必要だったからだ。こういう許可は取れますか、という問いに、あっさりと「無理だ」という答えが返ってきた。以前喧嘩に巻き込まれて交番で事情を聞かれたときのことを思い出してしまった。あのときは『話が通じている』という感触をまったく抱けなかった。その感触と似たものを感じてしまったのだ。必要だから単純な話しかしないのか、限界だから単純な話しかできないのか。疑問に思う。なんにせよ、事態も結果も変わらなかった。書類を戴いて退散する。