世界は称賛に値する

日記を書きます

まわりの眼を気にして自分を素直に見れない

 おのれにどういった性質があるのか、ということを、正確に語ろうとするのはことのほか難しいものなのだろうな、と考えていた。優越感や劣等感の内在を予感させる判断、に対する背徳感や嫌悪感みたいなもの、が存在しているようだからだ。簡単に言うなら、頭の良い人でも『俺は頭が良い』と思うのには抵抗を感じるし、頭の悪い人が『俺は頭が悪い』と素直に思うのもなかなか難しい、ということだ。偉そうに見えるのが嫌、とか、愚劣に見られるのが嫌、とかいう違いは確実にあるし。無視できぬ差異だとも思う。が、冷静な自己評価を妨げるもの、というところでは共通しているか、と考えてみたのだった。