世界は称賛に値する

日記を書きます

寝る前には映画を観る

 昨晩、寝る前に『ジョゼと虎と魚たち』を観た。比較的シンプルな物語だった。が、わりと煌びやかな細部を持っていた、と思う。こういう構造を持った映画が実は私は少しだけ苦手だ。感想に困るからだ。格別な心の揺さぶりを感じたわけではない。けれど、目を離そうとは決して思わなかった。ただ素朴に『好きだ』とか思っていた。というような気持ちを、どう表現すればいいのか迷うからだ。妻夫木聡氏と池脇千鶴氏の演技が素晴らしかった、ということは、ほぼ確実に感じていたと思う。結局のところ彼らの演技に魅せられていた、と表現しても間違いではあるまい。なんてことを考えながら睡眠に突入した。