世界は称賛に値する

日記を書きます

ひさしぶりに君たちに出会えて、忘年会

 以前の職場の忘年会だった。午後10時頃に赤羽へと向かう。京浜東北線にひさしぶりに乗った。アンドレ・コント=スポンヴィル著『哲学はこんなふうに』をあいかわらず読み続けている。比較的長期間読んでいる、と言っていいだろう。さっさと読めよな俺、と思っている。遅いのは友人と遊びすぎているせいなのだろうな、とふと思う。これが年末進行というやつか、とか思ってしまうくらい遊ぶ機会が増えているのだ。忘年会や送別会の影響も大きい、と言える。行きに読んでいたのは、第十章の『時間』の項だった。時間に関する興味はほかの領域と比較すれば薄い。が、青山拓央氏の書いた『タイムトラベルの哲学』だとか中島義道氏の書いた『時間を哲学する』だとかは、とても興味深く読むことができた。たとえそれほど興味をそそられぬ領域においてであっても、そこに鋭い思考が存在しているのであれば、その華麗なメス捌きの見事さそのものを、わくわくしながら眺めることができる、ということだろう。同じ感覚を何度か覚えることができた。赤羽に到着する。初めて行く飲み屋で、良い感じだな、と思える雰囲気を醸し出していた。かわのせせらぎ。徹夜前提の飲み会、とのことだった。午前2時くらいまで飲んでから、閉店業務を終えたアルバイトと合流。二次会としてカラオケへと移動する。午前5時まで。