世界は称賛に値する

日記を書きます

黄金の魚を狩る

 職場に到着する。まずタイムカードを通して、次に背広をかけて、とりあえずトイレに行って、ついでに飲み物を購入して、では何をやろうか、と精神を活性化させる。少し遅れて、身体を活性化させる。あまり素敵な流れではないよな、と考える。では何をやろうかな、などと考えているあたりが特に駄目だろう、と考えてしまうからだ。もっと『自分を生かす最善の動き』を素早く考えろよ、というようなことを思ってしまうのである。到着後に初めて活動計画をはっきりさせる、というあたりに、おそらく思考的愚鈍を感じてしまっているのだろう、と想像する。午後2時出勤だった。おおむね滞りなく勤務を終了させることができた。帰宅準備を始める。鞄を開けてPSPを取り出した。MUSICを選択する。最近はPSPで音楽を聴きながら帰っている。音楽は快感だよなあ、とふと考える。人間はもちろん、意味に対して快感を覚えることができるし、活動に対して快感を感じることもできるし、優越に対して快感を感じることだってできる。のだけど、音楽に対して感じる快感はそれらとは違うように思える。というか、音楽に限らず、快感というものは領域によってそれぞれ違うもののように感じられる。人間には『快感』と呼ばれる機能があって、実際問題、さまざまなものがその機能を発動させてくれるわけだけど、きちんと突き詰めていくと、それらはいったいどんな関係になっているのだろう、なんてことを思わず考えてしまった。それくらいなら脳生理学で説明できるかなあ、なんてことも考えてしまった。帰宅後しばらくしてミヤ氏から電話を受ける。狩りへの誘いだった。おうよ、と答え、モンスターハンターポータブルを装備する。深夜にネコ邸へと向かう。金銭と素材を獲得するため闘技場でイャンクックを狩っていた。黄金魚釣りにも励んだ。