世界は称賛に値する

日記を書きます

狩りの人脈

 睡眠時間が短くても起床にあまり障害が起こらなくなったな、と感じる。2時間から4時間程度の睡眠なら問題なく目覚めることができるようになった。慣れたのだろう、と推測する。なぜか最近は睡眠が削られる機会が多いからだ。遊ぼうぜ、という誘いをなるたけ断らない、という指針を掲げているからだろうな、と思う。そして、多少の睡眠不足ならば意識下でコントロールできるはずだ、という思想を持っているからだろうな、とも思う。目を覚ましてさっさと出勤準備を終える。午後2時出勤。同僚のユウ氏と最近地元で流行の『モンスターハンター』トークを繰り広げながら、地道に仕事をこなしていた。指導を行う。指導において、もっと完璧な状態に向かって導くようにしようかな、と最近は考えている。時間があるからだ。時間があるんだからもっと高いレベルに到達させることを考えてもいいんじゃないか、と考えてみたわけである。次の段階はどこか、について考えながら、とりあえず指導していた。教えるのはわりと好きだ。が、だからといって、決して得意だとは言えないんだよな、と思う。無論経験は積んでいるから、かつてよりはたぶん巧くなった、のは間違いない。が、明らかに未熟だろう、という感触をはっきりと感じてしまうのだ。どのあたりに未熟を感じるのか、が、いまいち不明瞭だから、そのあたりをもっと精密に考えてみなければなるまい、と考えている。休憩時間中にコント・スポンヴィル氏の『哲学はこんなふうに』を読んでいた。フランスで、哲学入門書、と位置づけられている書物のようだ。これはおもしろいな、と思うことができた。愛、について書かれた第三章を読んでいた。頻繁に思考対象として取り上げられる概念(愛とか道徳とか認識とか自由とか時間とか)が、それぞれの章で、改めて新鮮に説明されている。野矢茂樹氏の『哲学の謎』のフランス版かな、なんて連想を持ってしまった。その認識が正当なのかどうか、は、現状ではまだ判断しきれていない。ただ、感触は違うかな、と思う。