世界は称賛に値する

日記を書きます

かつてを振り返って笑えることが

 過去を振り返って幸せだったと思うことができる。ということが、どれほど幸福なことなのか、なんてことはわからない。比較対象がないからだ。けれど、そんな風に感じることのできる過去が今の私を支えてくれているんだろう、ということはわかる。今の私はわりと好きだ。だから、そのことは凄くありがたいことだよな、と思う。ゆえに、そんな風に感じることができる過去のすべてには、心底感謝しているのだった。午前2時出勤。ひさしぶりに前の職場に顔を出した。人数が少なくて最近は無茶苦茶大変だ、という話を聞いたからだった。つまりは手伝いに行ったのである。売場で接客や納品を手伝って、事務所でデータを整理して、気にかかったところはできるだけ修正しておいた。忙しすぎて細かいところに手が回らない、という状況らしかった。大変そうだった。申し訳なさ、を感じてしまっていた。私が抜けたせいだ、と捉えてしまったからだろう。スタッフたちとひさしぶりに会えたのは正直かなり嬉しかった。多少は手助けができたと思う。多少は手伝いができたと思う。惨状を見ていると、しばらく手伝いに行くことができる、という事実が、とてもありがたいものに思えた。やっぱりこの店が凄く好きなんだよなあ、と改めて考える。いろいろなものを戴くことができた。いろいろな幸せを戴くことができた。だから今、凄く大切なものだ、と思えているんだろうな、と思う。深夜まで働く。残業代をわりと稼ぐことができた。のも、少しありがたかった。最近稼げていなかったからだ。