世界は称賛に値する

日記を書きます

上野の森美術館と東京タワー

 友達は大切だ、という言説に対して思うことはいろいろある。最も強く思うのは、それが常識だ、と考えてしまうのは危険だよな、ということだった。突き詰めて考えれば、それはつまり盲信だからだ。そして、盲信することによって大切にできるものなどないのではないか、と考えているからだ。あなたを大切にするのは当然のことだ→だからワタシはあなたを大切にする、というような理路に、大切にする、などという言葉を冠してしまうのはおそらく適当ではない、と感じているのだ。大切にする、という行為はもっと『相手と真剣に向き合ったところ』に現れるもののはずではないか、なんてことを信じているのだろう。仕事は休み。友人達と出かけた。もともとはアウトドアで遊ぼう、という計画が練られていた。のだが、雨が降ってしまったのだった。じゃあどっか出かけようか、という話になった。参加者はミヤ氏、ネコ氏、イネ氏、アイ氏、フミ嬢だった。最近比較的頻繁に並ぶ顔ぶれだった、と言える。パンを買って食事を取る。降りしきる雨の中、最初に向かったのは上野の森美術館だった。ガンダム美術展を堪能したのだった。そういったものが開催されているのは知っていた。遊びに行く場所を下調べしていたときに見かけたからだ。けれど、本当に向かうとは思わなかった。意外だった。が、それなりに楽しめたとは思う。次に向かったのは東京タワーだった。普段あんまり東京タワーとか行こうと思わないよなあ、という会話を以前ミヤ氏としたことがあった。その話が影響を与えたのだろう。高層からの景観を眺めるのは楽しかった。夜景はそれなりに綺麗だった。アイ氏が抜けて、ファミレスで食事を取る。解散する雰囲気。と見せかけて、ドンキホーテなんかを見てまわったりしていた。勢いでパーティゲームを購入。フミ嬢を駅に送って、ネコ邸に移動して、午前5時くらいまで遊んでいたのだった。結局何時間遊んでんだ、と思う。最近はあまりなかった無茶さだな、と思った。楽しかった、とは躊躇なく言える。お疲れ。