世界は称賛に値する

日記を書きます

無様な感情から逃げない強さ

 おのれの感覚から目を逸らしてしまう弱さ、について考えてみた。要するに自己欺瞞と言うやつである。つまり私は、わかんねー奴にはわかってもらわなくてもかまわんね、という台詞に、自己欺瞞を匂いを感じてしまったわけである。もしも私がその台詞を言うとしたら、それはきっと、おのれの感覚に嘘をついた台詞になるだろうな、と想像できてしまったからだ。もしも私がその台詞を口にするとしたら、それはきっと、自分が実際に感じていることを誤魔化すための強がりになってしまうだろうな、と考えられてしまったからだ。突き詰めて言えば、その台詞を吐くとき実際に求めているのは、たとえば、そう考えれば他人に理解されなくても傷つかなくて済む、とか、そういったことなんじゃないのかな、と思えてしまったわけだ。そういった欺瞞の匂いを感じてしまったのである。