世界は称賛に値する

日記を書きます

人生を変えてくれるものは

 思考とか意思とか精神とか知性とか言われるようなもの。そういったものを私は結局のところ、人生をコントロールするための概念、として認識しているのだと思う。心身二元論や人間機械論などはあまり考慮していないようだ、と感じる。人間が所持する『人生をコントロールする能力』をわかりやすく認識するためにそういった概念を利用しているんじゃないか、というような匂いを感じるのだ。午前2時出勤。到着早々珍しい作業を割り振られた。別の売場の納品作業だった。量が多すぎて困っていたらしい。確かにかなりの量だった。試行錯誤しながら作業を進める。慣れない作業をするのは好きだ。効率的な作業スタイルを追い求めるのが楽しいからだ。おそらく私は『作業を効率化する』のがとても好きなのだと思う。結果がわかりやすいからだろうな、と考える。おのれの能力を『効率の変化』というわかりやすい姿で認識できるから、作業を効率化するのを好んでいるんじゃないか、と考えてみたわけだ。実力を具体的な形で計測したい、というような願望があるのだと思う。試験類を好むのもそういった願望を持つがゆえだろう。通勤中は野矢茂樹氏の『他者の声 実在の声』を読んでいた。難解。安易に連想したことを表現できないな、という印象が残る。が、素晴らしく楽しい読書経験であるのは間違いなかった。