世界は称賛に値する

日記を書きます

PLAY:第2次スーパーロボット大戦α

第51話『暗黒の支配者』

 じわじわと終わりが近づいている。ここまで辿り着いて改めて思うのは、今回の作品では本当に『使えない機体』が存在しなかったな、ということだった。小隊システムが導入されたおかげだろう。が、ごく単純に、どんな機体でもそこそこの能力を持っている、と言えるような数値設定のおかげもあったのだと思う。最近のスパロボには比較的そういう傾向がある。好ましい傾向だ、と言っていい。好みの部隊を組みやすくなるからだ。襲来した暗黒ホラー軍団。デスクロス四天王の『デスクロスフォーメーション』が小バームに襲いかかり、迎え撃つべくハイネルとリヒテルが戦場に躍り出たのだった。ようやく『暗黒ホラー軍団』との最終決戦。大空魔竜ガイキングの敵組織。全体の印象としての存在感は薄かったように思う。裏で手をひいている、というスタンスだったせいだろう。姿を見せたダリウス大帝は難敵だった。強靭な生命力を持っていたからだ。要するに、なかなか墜ちないのである。熟練度獲得条件にターン制限があるから、熟練度を獲得しようと思うのであれば、それなりにてこずらされるだろう、と思う。私はギリギリだった。通常ならばダリウス大帝は増援として5ターン目に登場する。が、初期配置の敵を素早く殲滅してしまえば、それより早い段階で登場させることができる。という情報をうまく活用すべきか。暴走防衛コンピュータ、ダリウスを撃破。ハイネルとリヒテルが命を賭ける。

第52話『決着は人間の手で』

 物語が一つ進むごとに組織が一つ消えていく。という様相を最近は呈しているなあ、と思う。今回の相手は『木星帝国』だ。つまりは『クロスボーンガンダム』との決着。死の旋風隊と呼ばれるギリ、バーンズ、アンナマリー、に加えて、ザビーネやカラスも登場する。なぜか声付き台詞が多かった。敵の数が比較的多いステージ。ディビニダドに搭乗したドゥガチも増援として登場する。しかも7機だ。その後さらに『真の黒幕』が登場したりもする。なかなかやってくれる、と言えるだろう。精神コマンドを温存しておくべきだと考える。必中が必須な敵機(ニュータイプが多いせいだ)が多いから、絶対使うな、と言うつもりはない。が、熱血や魂がないときつくなる、ということは認識したおいたほうがいい、と思う。ドゥガチの言葉は非常に納得できるものだった。戦いを起こした理由には共感することができた。苦難の地に排除され、必死で生き残ってきた彼にとって、安穏を無自覚で消費する地球は、やはり許せなかったのだろう。苦労を知らず衒いなく優しさを見せることができてしまうような地球人は、やはり許せなかったのだろう。ずっと護り通してきたもの。その価値を奪う存在は許せなかった。というのは、わかる、と思う。