世界は称賛に値する

日記を書きます

初めて出会う君に

 おそらく自分にとって都合が悪いから卑怯は批難されるのだろう、ということについて考えていた。が、たとえ自分の都合が悪くなるのでなくても、卑怯は駄目だ、と言いたくなることはあるよな、と考える。被害がなくても不快だからだろう。そして、厳密に言えば、不快になることもまた『都合の悪いこと』だ、と言うことができるか、と思う。仕事は休み。連絡を受けて、友人のタム氏とひさしぶりに会った。子どもを連れていた。抱かせてもらった。手馴れなかった。緊張した。そのまま『ジョジョの奇妙な冒険』を買って帰宅。しばらく休息をとって、不意に、紀伊国屋に行ってみようかな、と考えた。比較的好晴だったせいだろうか。ふとそんな気分になったのだ。幸せを感じさせてくれる書物を数冊発見してしまった。これはちょっと欲しすぎる、という衝動が発動する。すぐさま買うだけの価値があるぜ、と説得すること数分。しょうがないなあ、たまには奮発してやるか、と諦め顔の許可を頂くことができた。哲学大好きだな自分、と再認識させられた。