世界は称賛に値する

日記を書きます

卑怯とはどういったものなのか

 後出しじゃんけんは強い。ほとんど最強だ、と言ってもいいだろう。確かにそれは卑怯かもしれない。が、たとえ卑怯と称される手段であろうと、それが巧手であることに変わりはあるまい、と思う。なぜ後出しが『卑怯だ』と称されるのか。おそらく『対等でなくなる』からだろう。そして『対等でなくなる』のは、両者の間で、後出しは反則だ、というルール(約束)が共有されていたからだろう。少なくとも『卑怯だ』と感じた側の人間は、約束がある、と認識していたはずだ。にもかかわらず勝手にそれが崩されてしまったから、それは卑怯だ、と言いたくなってしまったわけである。約束を一方が勝手な都合で破棄してしまうこと。それこそが卑怯というものの定義だ、と言える。かな。甘いか。