世界は称賛に値する

日記を書きます

衝撃は消えて日も暮れて

 深夜に近所のコンビニで酒を買い込んで友人宅へ向かう。酒を飲むことになったのは私が提案したからだ。そして、私が酒を飲みたいと思っていたのは希望を失ってへこんでいたからだった。要するに昨日の昼間間接的に振られたのが飲み会発起の契機だったのである。しかし、酒を買いながら、ふと、思ったほど衝撃を受けていないな、と認識を改めてしまった。わざわざ酒飲んでグダグダ文句言うほどへこんでないじゃん俺、と気づいてしまった。憂鬱な気分だと思い込んでいたのだけど、単なる一時的な動揺に過ぎなかったらしい。とはいえ無論、酒は買ったし友人宅にも向かった。前にも言ったが、私は友人たちと適当な雰囲気の中でまったりと愚にもつかない議論をしているのが好きだ。どっちにしろ飲むべ、と考えたのは、それが達成できる場だったからである。なぜか新入荷の『みんなのゴルフ4』をやりながら、四人で酒を飲んでいた。契機が契機だけに話していたのはおおむね女性の話題。家主のネコ氏はいつの間にか眠ってしまっていた。あとの二人はイネ氏とミヤ氏である。くだらない馬鹿騒ぎだったと思う。でも楽しかった。