世界は称賛に値する

日記を書きます

冬キャンペーン一日目

▼かなりくたくた、という死語風味の表現でも使っておこうか。キャンペーン開始日だけあって、予想していた通り、非常に混んだ。納品作業を行う時間があまりなく、裏で店長にやってもらったくらいだ。いつもと違う状況、というのは比較的好きだし、それは『大変さ』というベクトルに対しても同じなのだけど、さすがにここまでくるとそうも言ってられないな、と思った。無論、個人的な感情としては、それでも確かに楽しい。が、ほかのスタッフが大変そうにしていたりするのを見ると、不快を感じてしまう部分もやっぱりあるから、一概に楽しいとは言い切れないのだよな。▼午後になって、ほんのわずか混雑が緩和した。もし店長にやってもらうことができなくても、ここで納品作業を行うことは可能だっただろう、と想像した。そして、そう判断できたことに、少しほっとした。すでに解決していた問題なのだから、気にしすぎなのかもしれないが、まったくできなかっただろうな、と考えると、やはりぞっとしてしまう。そのせいか、なんとかなったか、と思えることは、たとえ想像でも、安心するものがあるのだった。▼とりあえずずっと売場で接客にいそしむ。バイト時代から継続している主義なのだが、私は、自分よりも頑張っている人がいて、その人が一番疲れているようだ、と判断するのが嫌いだ。つまり、その場で一番頑張って疲れているのは自分でありたい、と考えてしまう人格なのである。ほかの人が自分より頑張っていて自分より疲れている、なんていうのを見ると、敗北感を感じてしまう。その感覚が嫌なのだ。そして、こういう大変な日にはそれを余計に意識する。できる限りの把握力と分析力を駆使せねば、と考えた。そして、状態を広域に把握し、分析して、最大効率で作業を進めることを心がけた。上出来だった、とは言えるかどうかは微妙。▼頼まれていた売場作業はある程度しかできなかった。納得のいく出来ではない。いずれ余裕のあるときにでも補完しておこう、と考えた。情けないし、申し訳ないが。