世界は称賛に値する

日記を書きます

駅前書店と紀伊国屋

後藤芳徳の「モテる!」成功法則 (講談社+α文庫)

後藤芳徳の「モテる!」成功法則 (講談社+α文庫)

▼モテ方が書いてある本。というとそのまんまだなあ。異性にせよ同性にせよ、好意を得られるかどうか、というのは、そこにどういう人間関係があるか、という問題に意識を向けなければ考えることはできない。人は普通、何の関係もないのに好きになってくれたりはしない、のだ。というわけでそれを考えてみた人の本、と言っていいだろう。もちろん人間関係は人生の至るところにあるから、そこに応用することもできる。ビジネスだっておおむね人間関係を通じて進められていく。評判の良さに惹かれて探してみた。

▼ビジネスマナーがまとめられた事典。といってもそれは、ものすごく広義に捉えられているようだ。つまり、書かれていることが多岐にわたっている。服装の基本もあれば、会議とは何か、という表題もあり、契約書の書き方、とか、年末調整について、といったことについてもページが割かれている。接待術や自己啓発について、海外事情、慶事、弔事における心得、なんてものも書かれているようだ。一冊持っていると便利、という文章を読んだことがあって、気になっていたところ、見つけたので思わず買ってしまった。

プロフェッショナルの条件――いかに成果をあげ、成長するか (はじめて読むドラッカー (自己実現編))

プロフェッショナルの条件――いかに成果をあげ、成長するか (はじめて読むドラッカー (自己実現編))

▼著者ドラッカーの名前を聞く機会は多い。ビジネス分野では有名な人物だからだ。なんて言うと、ビジネス分野での有名人の名前を『よく聞く」ようになるだなんて、一年前には微塵も想像していなかったな、と思ってしまうのだけど、まあ好ましい変化だと言えるだろう。その評判から、ドラッカーの著作を一度読んでみたいとは思っていた。で、著作が多すぎるがゆえに初心者用にまとめた三冊のシリーズがある、と知って、それを買おうとも思っていた。のだけど、頻繁に行く本屋ではことごとく売っていなかったのだ。二冊目と三冊目だけはあるんだけど、という状況もあった。そんななかで、ようやく一冊目を発見したわけだ。さすが紀伊国屋である。買わざるを得ないじゃん、と苦笑しつつ購入。