世界は称賛に値する

日記を書きます

私はこう感じている、という錯覚

▼感情は捏造できる。普段私たちは、私のなかには今こういう感情がある、と、何の疑問もなく考えがちだ。しかし、それが常に正しいとは限らない。私たちは、自分の感情ですら見誤るのだと思う。自分のなかに、実際とは異なる感情があるのだと、勘違いしてしまう。あるいは、存在していて欲しい、と思えるような感情の存在を、無意識に捏造してしまうのだ。少なくとも私は、自分のそういった心の動きに気づくことがある。だから、自分自身の感情を認識する時は注意したほうがいい。もしかしたら錯覚かもしれない、というような客観性を持っておくべきだと思う。けれど、だからおもしろい、とも言える。それは突き詰めれば、やり方によっては感情を操作できる、ということだからだ。