世界は称賛に値する

日記を書きます

通勤中の新しい本と混雑する土曜日

▼ひさしぶりの9時出勤。なので、午前7時起床。昨晩は『文学部唯野教授』を一気読みしてしまい、寝たのが2時過ぎだったから、微妙な睡眠時間だとは思う。とはいえ、きつさは特にない。8時過ぎには家を出なければならないので、起きてすぐに食事をとる。このへんはいつもの流れ。食事をとって、シャワーを浴びて、簡単な準備を終えたら、大抵家を出る時間になっている。ここ最近、妙に午後勤務が続いていたから、この時間に家を出るのもひさしぶりだ。家を出る前に、通勤途中に読む本を選ぶことにした。時間はかからなかった。選んだのは、山田ズーニー氏の『あなたの話はなぜ「通じない」のか』である。少し前に友人宅で遊んだときに、その近場のブックオフで買った一冊だ。▼著者である山田ズーニー氏は、ほぼ日(というサイトがある)でコラムを連載している人物だ。小論文について、というか、考えることについて、語っている。洗練されていて、わかりやすい講義、というような雰囲気を持った連載だ。前から読ませていただいている。つい先日更新された文章も、当然読んだ。今回のコラム話題は、ほぼ日でコラムを書き始めた理由、であった。それを読んで、おもしろいな、と改めて思った。その時の感覚が残っていたから、手にとってみたくなったのだと思う。偶然興味が向いたんだから、きっとちょうどいいタイミングなんだよな、と考えたのである。▼勤務開始。ひとりでは仕事をこなしきれないので、そのことについて相談したい、と言われていたのだけど、そのスタッフとはしばらく会う機会がなくて、今日になって、ようやく顔を合わせることができた。というわけで、話し合い。人材が足らないから万全な状態にはできないけれど、とりあえずそれでいこうか、といった程度の結論に達することはできた、と思う。手伝えるところは無論、私も手伝うつもりだ。▼午前中はわりと余裕があったが、午後あたりから、だんだんと混雑してきた。見捨てて帰るのも後味悪いので、できる範囲で残業して手伝う。新人がある程度単独で動けるようになれば、多少ラクになるだろう、と推測して、新人の指導も行なった。しかし、後で聞いたところによると、その新人は、本当に基本的なことしか教えられていなかったらしい。だとすると、過度な負担をかけてしまったかもしれない、と後悔している。それなりに教えられているものだと思いこんでいたから、基礎部分を結構簡略化してしまったのだ。今度会った時にでも謝罪しようと思う。