一般化は似ていることを見つけること

▼似ている、という感覚は、共通要素を見つける視点であり、つまり、抽象化である。それが思考の原点だ、と言っていいだろう。人の思考は、世界を抽象化することから始まるからだ。要するに、似ている、と思えることが人間の特性なのだ。だが、似ている、と思うことが、時には危険な先入観になる。なぜならその対象は、似ているだけで、別の存在だからだ。そしてそれを忘れて、両者を近しいものだと考えてしまうことがあるからだ。