ファイナルファンタジー8

ファイナルファンタジー?

ファイナルファンタジー?

▼もう一回やってみようかな。今度は何かを題材にして書いてみようか。思うことは何かあるかな……。好きなゲームについてでも考えてみようか。そういえば仕事から帰る途中にふと考えたのはファイナルファンタジー8のことだった。比較的『つまらない』という評価を与えられがちなこの作品だけど、私はいまだにわりと好きだ。リノアが嫌いじゃなかったからだろう。それに、物語の展開の唐突さも、あまり気にならなかった。それほど大きな矛盾を感じる展開とは思えなかったのだ。まあそのへんは記憶も曖昧だから、きちんと言及できるわけでもないが……。▼ネタバレかもしれないので注意、だ。FF8の主人公スコールは、誰のことも信じない、というスタイルで生きていた。信じなければ裏切られない、からだ。幼い頃の『おねえちゃんとの別れ』が、彼にそういうスタイルを選ばせたのだろう。でも、ゼルも、キスティスも、セルフィも、アーヴァインも、彼のことを信頼してくれた。それは、子どもの頃のことが、彼らの意識の裏にあったからかもしれない。あるいは、リノアのおかげなのかもしれない――リノアが彼の本質に気づいて接したから、なのかもしれない。とにかく、スコールは仲間たちに心を許せなくて、それでも仲間たちは彼のことを、仲間と認めてくれた。変な話だけど、私の中で、FF8は(一般に言われるような)ラブストーリーではあまりないのだよな。リノアとの物語は、主人公であるスコールが仲間と出会い、変化するひとつの大きなきっかけに過ぎない、なんて風に言ってしまうのは言いすぎかな。でもそれくらいのことを思っている。▼リノアはとても楽観的で、それがスコールを変えた。でも何も考えてないわけじゃなくて、つらいことは表に出さないようにしているだけで、だから、彼女が魔女で、彼女が、自分は封印されなければならない、と泣いた時、これは良い物語だ、と思った。たぶん、あの時の感情があるから、私はこの作品が好きなのだろう。システム面への不満もあるが、やはり好きだ。