世界は称賛に値する

日記を書きます

活動記なのかなあ、と思いつつ

▼講談社現代新書の表紙デザインが変わったみたいですね。いつも立ち寄る本屋に、新たなデザインの『講談社現代新書』が陳列されていて、結構驚いた。昔のデザインがまるで想像できないほどの大幅な変更で、思わず、講談社現代新書ってどっかで聞いたことあるなあ、なんて思ってしまったくらいだ。並んでいるタイトルの中に見知ったものがあるのに気づいて、ようやく事態を把握することができた。新しいデザインは、かなりシンプルなもので、昔のデザインとは共通点がまったくないように見える。まあ、それほどまじまじ観察したわけでもないから、どこかには共通要素があったのかもしれないが、色合いも違ったし、観察した範囲内では、まったく違うデザインだと感じられた。今の感覚で、昔のデザインと新しいデザインを比較すれば、正直、昔のデザインの方が好きだ。まあとはいえ、別に、新しいデザインが嫌いなわけではない。新しいデザインが、講談社現代新書のものでなく、たとえば新しく刊行された新書のものであれば、それはきっと、お気に入りのレーベルになっていただろう。新しいデザインに対しても、かなり良い、とは思っているのだ。つまり私は、講談社現代新書の今までのデザインが、本当にお気に入りだったのだな。あまりそういう自覚はなかったのだけど、変わってしまった、ということを意識したら、そう思った。まあこういうのは、なくなるのか残念だな、と感傷的になっているだけかもしれないから、しばらく様子を見ないと正確なところはわからないけれど。▼しかし、ホントいきなり変わったよな……。一気に全部変わってしまう、ということはないにせよ、少しずつ移行していくに違いない。その移行で、選別も行われるのか? そう考えると、少し問題かなと思う。欲しいと思っていた本が、移行されずに絶版になったりしたら困るわけで、そういう本があるなら今のうちに買っておくべき、なのだろう。