世界は称賛に値する

日記を書きます

友人との前を向くための議論

▼しばらく連絡のなかった友人からの連絡が着信履歴に残っていたので、仕事が終わってから連絡してみた。たいしたことを話しもしないうちに、まあじゃあ今から会おうか、という雰囲気になったので、さっさと帰路につく。最後に会ったのがいつだったのかはよく憶えていない。半年くらいは経ってるかな……。それより短いということはあるまい。尊敬する相手、と表現するのは今ではちょっと違っていてて、すごく曖昧なところではあるけれど、まあ、だいぶ気を許している相手であることは否定できない。負けたくない、とも感じている。好敵手的な印象と言うべきなのかな。見ている方向がよく似ている、とは思う。抽象的な理想が似ている、と言ってもいいかもしれない。しかし、具体的な好みは違っているところも当然あって、そのせいで取りうる手段は違ってくるだろうし、具体的な結果として手にするものも違うものにはなるだろう。それを成し、支える思想自体が似ている、ということなんだろうな、と考えている。ひさしぶりにマクドナルドで食事を買い、帰宅、雑談と議論を行う。最近始めた勉強と、最近おもしろかった本と、最近の悩みの相談と、最近の日常からの逸脱事、について話した。▼最近始めた勉強は、数学と現代文と論理学と経営学。どれもまだ序の口に過ぎないが、そういった知識を学び、思考したことで気づいた点などについて話した。最近おもしろかった本だと、話したのは、小笠原昭治氏のマーケティングの本や、ファッションの基本となるような書籍を買ったことについて。あとは最近彼がまた読み進めているらしい森博嗣作品についても話した。今は『幻惑の死と使途』を読み終えたところらしい。さっさとVシリーズに入れ、と告げる。最近はVシリーズが妙に好きだからだ。悩みの相談は、どちらかと言えば友人側の話題で、彼が行っている仕事で雇っている人材についての話。嘘をつくのでどうしようか、というような話であった。虚言癖でもあるんじゃないか?と思う友人がかつていたので、その友人に絡めた話の展開になり、最終的には、ビジネスライクな対応でいいんじゃないか?という結論に至った。実際にどうするかはもちろん彼次第だが。逸脱事というのは、まあ非日常的な出来事の話なのだけど、これに関してはたいした話題はなかった。ネットでの買い物が意外に便利だった(最近経験した)とか、その程度の話題である。あとは学問についての話題をひとしきりして、もっと頭使おうぜ本読めばいいじゃん、というようなことを言い合った。お互いエネルギー充填したねえ、というような台詞で笑いあって、解散。人が人を理解する、とか、人が理解するメカニズム、とかが学びたい、というような話が途中で話題に出ていたので、ちくま新書の『わかるとはどういうことか』を貸した。